こねないパンを作ってみました

気軽に楽しむおうちベーカリー
こんにちは。最近、家でパンを焼くのがちょっとした楽しみになってきました。
今回挑戦してみたのは、SNSでも話題になっている「こねないパン」です。
その名の通り、生地をこねずに作るパンなのですが、これが想像以上に簡単で、しかもちゃんとパンになるんです。びっくり!
材料を混ぜて、寝かせて、焼くだけ。
最初は「本当にこれで大丈夫?」と半信半疑だったのですが、焼き上がってみると、表面はカリッと香ばしく、中はふんわりもっちり。
とっても美味しくできました!

焼きたてをカットすると、湯気と一緒に香ばしい香りがふわっと立ち上って、なんとも幸せな気持ちになります。
外はパリッと、中はもちっとした食感が、まさに理想の朝食パンという感じでした。
ちなみに、「パン」という言葉の語源、ご存知ですか?
実はポルトガル語の「pão(パン)」が語源なんです。
戦国時代にポルトガルからキリスト教と一緒に伝わってきたと言われていて、当時はとても貴重で、庶民の口にはなかなか入らなかったのだとか。
今やこうして自宅で気軽に焼けるなんて、時代の流れってすごいですね。
今日焼いたパンは、2㎝ほどにカットして、こんな風に食べてみましたよ。
アレンジ例 こねないパンのソーセージチーズマヨパン

1.お好きなソーセージを1㎜幅にスライスします。写真は”香薫”をちょうど一本分。薄ーく切った方がまんべんなく乗せられます。
2.シュレッドチーズをたっぷり乗せる。
3.マヨネーズをお好みで。
4.あればパセリを振る。
5.トースターでチーズがとろけるまで焼く。
完成!

たぶんパセリは真ん中にちょこっと乗せるくらいが美味しそうに見えます。ちょっとかけすぎました。(^▽^;) (お好み焼きには青のりをたっぷりかけるタイプ)
このパンの作り方
【こねないパン】混ぜて20分発酵!忙しい朝にもぴったりな簡単レシピ
使うのは身近な材料だけ。しかも発酵時間はたったの20分!
朝のちょっとした時間にも焼きたてパンが楽しめます♪
■ 材料(6個分)もしくは大きな丸パン1個分
- 強力粉 250g
- ドライイースト(インスタントタイプ) 4g
- 砂糖 10g(お好みで増やしても)
- 塩 3~4g
- 水 160g(ぬるめ・30〜40℃くらい)
- 無塩バター 20g(室温に戻しておく)
■ 作り方
- 材料を混ぜる
ボウルにぬるめの水、砂糖を入れて混ぜます。 - ドライイーストを全量入れ、混ぜずに少し待ちます。溶けてきたら
強力粉を半分加えて、ゴムベラやスプーンで全体をぐるぐる混ぜましょう。残りの強力粉、塩を入れてさらに混ぜます。
生地がひとまとまりになったら、バターを加えてさらに混ぜます。
※こねなくて大丈夫!バターが全体に馴染めばOKです。 - 発酵(20分)
ボウルにラップをして、あたたかい場所で20分発酵させます。(その間に何か用事を)
生地が少しふっくらしてきたら準備完了!発酵が足りないとイーストの香りが残るので時間に余裕があれば、生地が1.5~2.5倍くらいになるまで待てば美味しく焼けます。(そこはお好みに合わせて) - 成形する
台やまな板に打ち粉をふり、生地を取り出して6等分にします。 (洗い物を増やしたくなければ、ボールの中でひとまとめにしてクッキングシートを敷いた型にドーンと入れると楽です。後で切ればよし。)
可愛く仕上げたいときは丸めたり軽く伸ばしたり、お好みの形にしてください。
天板に並べて少しだけ休ませると焼き上がりがふんわりします。 - 焼く
オーブンを180℃に予熱しておき、パンを約20~25分焼きます。このレシピではこれで上手くいきましたが、お手持ちのオーブンによって仕上がり時間は全然違うと思うので、温度を調節してみてくださいね。
表面がこんがり色づいたら焼き上がり!
焼きたての香りがたまりません〜♪
■ ひとことメモ
- 生地はやわらかめなので、打ち粉をしっかりめにすると扱いやすくなります。
- 室温が低いときは、電子レンジの発酵モードや湯せんを使うと◎。なければ、オーブントースターを軽く1分弱温めた中に入れてスイッチを切った中に入れたりしても発酵できます。(アツアツは避けてね)
- 生地が乾燥するとうまく発酵できないので、乾きかけていたら少し加湿してみてください。霧吹きとか、なければ濡らしたキッチンペーパーとかかぶせて。その場合生地にくっつくと取るのが大変なのでお気を付けを。
- お好みでチーズやハム、ナッツなどを混ぜ込んでも美味しいですよ。後から乗せて焼いても美味しい!
- 焼く前に表面に牛乳や卵を塗ると、つやっときれいに焼けます!
- 小麦粉などの粉を振るとちょっとおしゃれな感じに。
- 調べてみると、180度で15分とか、200度で30分とかいろんな焼き方がありました。(とにかく焦げない温度と焼き時間を見つけてください。)
- 水はgと㎖では量が違うので㎖で計ってしまった場合は小さじ1~2くらい固ければ様子を見て足してもいいかも。逆に少々緩くても焼けました。
短時間で簡単に作れる「こねないパン」、ぜひお試しくださいね♪
焼きたてはもちろん、冷めてもふんわり食感が楽しめます。
次は、少しアレンジして、いろんな具を入れたパンにも挑戦してみようかなと思っています。
また焼いたらご報告しますね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!