今から始める!登録販売者ゆる学習計画【第3回】

「学習スケジュールの立て方と勉強法」
こんにちは。今回は、登録販売者の勉強を始めたばかりの方向けに、
「どんな風に勉強を進めていけばいいの?」というお話をしていきます。
「ちゃんと覚えられるかな…」「何からやればいいの?」
そんな不安があっても大丈夫。最初はみんなそうです。
焦らず、少しずつ。一緒にゆるっと進めていきましょうね。
◆ まずはざっくり“1周”してみよう
いきなり完璧に覚えようとしなくて大丈夫です。
最初は、テキストをざっと通して読んでみましょう。
「こんなことが出てくるんだなぁ」と、全体の雰囲気をつかむくらいのつもりでOK。
気になるところや「?」と感じたところには、ふせんを貼っておくとあとで見返しやすいですよ。
◆ ミニテストや過去問で感覚をつかもう
ちょっとずつ慣れてきたら、ミニテストや過去問にもチャレンジしてみましょう。
とはいえ、最初は全然解けなくて当たり前!
「知らない言葉がたくさん出てきたな~」というだけでも、立派な学びです。
問題の形式に慣れることで、試験の空気も少しずつつかめてきますよ。
◆ テキストは1冊じゃなくても大丈夫!
「このテキストで最後までやらないとダメかな…?」
そんな風に思うこともあるかもしれません。
でも実は、違うテキストを読んでみるのもとてもおすすめなんです。
私は途中で別の出版社のテキストを買い足して、読み比べながら進めました。覚えているだけでもココデル虎の巻の他、あと2冊。その2冊はコンパクトサイズだったので持ち運ぶのも楽でした。説明の仕方が変わるだけで、「あっ、こっちの方がわかりやすい!」と
新しい気づきがあるんですよ。
同じ本をずっと読んでいると飽きてしまうこともあるので、
気分転換も兼ねて、テキストを変えてみるのもアリです◎
会社経由で購入したココデルのテキストはA3判で大きくて見やすかったのですが、持ち運ぶには不便。その代わり、そこのe-ラーニングも申し込んでいたので、ソファーやベッドで携帯を使ってゲーム感覚で問題を解きまくっていました。振り返ってみるとこれが私には一番楽でした。
◆ 手持ちのテキストを使って、深めよう
このブログでは、「勉強のコツ」や「覚えづらいポイント」、
それから「制度改正」などの大事なトピックを中心に書いていくつもりです。
ですので、細かい用語の解説や章の内容については、
お手持ちのテキストを使って、自分のペースで読み進めてみてください。
たとえば今週は、テキストの第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」あたりを軽く目を通しておくのもおすすめです。
「全部覚えなくちゃ」と思わず、まずは「こういう分野があるんだな」と
知るところから始めてみましょう。
◆ 最初は“完璧じゃなくてOK”
登録販売者の試験は、覚える量も多くて、最初は気が遠くなるかもしれません。
でも、大丈夫。
1回で全部覚えられる人なんていません。
繰り返していくうちに、だんだん「そういえばこれ見たことある!」と
少しずつつながってきます。
焦らず、じっくりで大丈夫。
今は「学ぶペース」をつくる準備期間と思って、ゆる〜く進めていきましょう。
下記は来年の8月に向けた場合のスケジュールの例です。
月 | 主な内容 | メモ |
---|---|---|
6月〜7月 | 第1〜3章の1周目 | ゆっくり読む&理解 |
8月〜9月 | 第4・5章の1周目 | 用語に慣れる |
10月〜12月 | 全体の2周目 | 書いて覚える・暗記強化 |
1月〜3月 | 問題演習+苦手潰し | 頻出範囲を繰り返す |
4月〜6月 | 3周目(過去問も) | 時間感覚を意識 |
7月 | 総復習 | 直前チェックリストなど |
この通りじゃなくてもOK、アレンジしてくださいね!今年受ける予定の方は学ぶペースを早めてまずは一通りやった後に過去問を解く、それから苦手部分の復習をしてくださいね。
✍️ おわりに
今回は、「学習の進め方」と「スケジュールのゆるい立て方」についてご紹介しました。
来週からは、第1章の内容にも少しずつ触れていく予定です。
難しいところは一緒にかみ砕いていきましょう。
どんなに小さな一歩でも、進めばちゃんと前に進んでいます。
応援していますね。
🔖 次回予告
第4回|医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1章)をざっくりチェック!
→「作用」「副作用」「医薬品の分類」など、ちょっと混乱しやすい用語を
やさしく解説していく予定です。