都々逸(どどいつ)とは?


完璧だけど笑えぬ日々と、失敗しては笑う日々
Perfect but unfunny days and failure and laughter days
kanpekidakedo waraenuhibi to sippaisitewa warauhibi
(阿部真央/どうしますかあなたなら よりイメージして創作しました)
人はどうしても、仕事となると完璧を求めすぎてイライラしがち。
もちろん、丁寧にやることは大切。でも「失敗を責める」気持ちが強すぎると、逆に誰かの心を追い詰めてしまうかもしれません。
春は、新しく何かを始める季節。
同時に、まだ不慣れなことを試してみる「チュートリアルの季節」でもあるように感じます。
大事なのは、まずやってみること。慣れていくこと。
誰かの失敗を責めるより、自分も失敗を経験して「そんなこともあるある」と笑い飛ばせる人でいたいですね。
ピッカピカの一年生のみなさん、頑張ってね。
大丈夫、みんな最初は初心者でした。
都々逸(どどいつ)ってなあに?
都々逸(どどいつ)は、江戸時代の終わりごろに流行した、テンポのよい短い詩です。
特徴はこの3つ!
- 📏 リズムの形:7・7・7・5(全部で26音)
- 🌸 テーマ:恋・人生・自然の美しさなど
- ✨ 言葉遊び:たとえや音の美しさを楽しむ
有名な例:
立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花
👉 美しい女性を花にたとえた名句ですね。
都々逸は、「昔の短いラップ」みたいなもの。
感情や思いをリズムに乗せて、上手に表現する日本の伝統的なスタイルです。
英語で「芍薬(しゃくやく)」って?
芍薬は英語で peony(ピオニー) といいます。
ただし注意点がひとつ。
日本語で並べて使う「芍薬(しゃくやく)」と「牡丹(ぼたん)」は、どちらも英語ではpeonyと訳されます。
でも、厳密には違いがあります:
日本語 | 英語(区別する場合) | 特徴 |
---|---|---|
芍薬 | herbaceous peony | 草のように細い茎 |
牡丹 | tree peony | 木のように太い茎 |
なので、詩や文学では「peony」で統一されることが多いですが、正確に伝えたいときは「herbaceous peony」と言うと丁寧ですね 😊
English Explanation
Dodoitsu is a traditional form of Japanese poetry that became popular in the late Edo period.
📏 Format:
- A single verse has 26 syllables in this pattern: 7–7–7–5
- It has a musical rhythm and is easy to recite
✨ Common themes:
- Love and heartbreak
- Beauty and nature
- Everyday emotions or humorous thoughts
🌸 Example (famous one):
“Stand like a peony, sit like a peony, walk like a lily”
→ A poetic way to describe a beautiful woman using flowers.
Dodoitsu is like a traditional Japanese version of a short, lyrical rap or poem, using rhythm to express feelings in a clever way.
さいごに
俳句や短歌はよく知られていますが、都々逸(どどいつ)という名前は、意外と知られていないかもしれません。
たまに、ふと思いついたらまた都々逸を詠んでみますね。
あなたもぜひ、自分の気持ちを短く、リズムに乗せて表現してみてください。
とっても楽しいですよ!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
(このアイキャッチ画像はCanvaAIを使って作成しました。)